試験疲れた。来週もあるけど…

 先週から試験ばかりで忙しい日々が続いているんだけど、そんな忙しさの中に自分が本当に医学生なんだなと実感するときが度々ある。研修医になられた仲のいい先輩と話しているときにも、「あと4,5年で君もこうやって忙しくしてるんだよ」と言われ、嫌な話だなあと思いつつ、医者ってのになれば面白い体験ができるのかもしれないとも思う。

 

 

 

 ずっと昔の子供の時から、僕は人と一緒であることが苦手でかつ嫌いだった(苦手と嫌いはなんか違うよね。対象に対しての距離感は似てるけど、態度が全然違っている)。とはいえ、一緒にいれば安心できるときもあるんだけど、ずっとはそうではいられないというか、一緒でいる自分に嫌気がさしてくる。例えば、アングラの音楽やアートみたいな文化が総じて好きなのもそんな自分の性格に起因しているのかもしれない。

 

僕が医学部を目指したのは、医学部といえばみんながやたら応援してくれて、僕のためにお金を出してくれるからだった。勉強ができないわけでもなかったから、生きるためのサバイバル術みたいな感じで医学部を選んだんだけど、それでも唯一ワクワクしているのは、医者だからできるフィールドワークだ。僕は人類学者の奥野先生みたいにフィリピンの山奥にフィールドワークをしたりすることはなかなかできない。でも、医者になれば、患者さんっていう他者と触れ合うことができるのかもって考えている。健常者と患者さんには差がないって言ったほうがウケはいいと思われるのだろうけど、やっぱり違うって考えてる。なぜなら、何かが動き出し、始まるのは、常に病的な何かによって押されるからであり、事実としてその何かが病気であることは多いからだ。

 

 今日は医学部としての僕の考えてきなものを書いたけど、まとまらないし冗長になりそうだからここで終わりにします。足のケガがようやく完治しそうです。

 

最後に僕に医者としてフィールドワークできんじゃね?って考えさせるきっかけになった本を貼っておきます。ぜひ読んでください。

 

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